17才の冬。いざサロンへ行くとなると、○○の最中になったら星人がちょいちょいやってきます。追い払ったり、呼び戻したりしているうちに予約の日。
施術前に必ず “私はパニック障害という病気で、発作が起きたときはこうしてほしい” 的な説明をしようと決めていました。
なのに〜。。。。。。
美容師「今日はどうしますか?」 私(よし、言うぞ!)
私「ボ、ボブで」(ちがーーーーーう!!!)
美容師「あご上?下?」
私「少し下で」 (よし言うぞ!!)
美容師「は〜い!準備してきますね〜」 (ああ行ってしまった。。。)
と、こんなくだりを繰り返し、伝えることは諦める代わりに、シャンプー中になったら先ず泡だけ取ってもらおう。カット中になったら〜、ブロー中になったら〜、と自分なりのリスト的な考え始めていると発作第が一波がケープをまかれた瞬間にやってきました。(逃げれないっ)
いやいや取ればいいだけのことなのに(笑)
(やばいもう逃げれない) バクバク(ヤバいヤバい)
美容師「ずいぶん伸びたねー」 私(うわぁ〜助けてくれ、、救急車ぁ〜)
私の内なる戦いとはよそに美容師さん、しゃべるしゃべる!
頑張って答えているうちに発作は治まっていました。
そうなると途中で「ちょっと待っててね」と居なくなられると、またパニック!!
戻ってくる➔治まる
お次の難関シャンプータイム!!
シャンプー台が下がり顔にガーゼを乗っけられて(逃げれない。。。)
ドキドキバクバク
美容師「かゆいところあるー?」 私(うわぁーっ!!救急車呼んでください!ああぁでも泡がぁ)
大パニック!もう美容師さんの声も聞こえない。辛かった(笑)
そんなこんなでブローまで完了。
心の中で何回119番したことでしょうか。お会計時にはすっかり落ち着いておりました(笑)
あのサロンに居た誰が、あの空間にいた誰もが、私の中で大変なことが起こっているとは思わなかったでしょう。
ボブヘアーの首元にかかる冷たい風がなぜか心地よい帰り道。
どっぷりつかれて、その夜は超爆睡でした。
しばらくサロンはいいや、、、笑
ご覧くださりありがとうございます⛄
サロン頑張ったね、最後までできたね!
次回は パニック障害になって1年経った時 のおはなしです。