バレないようにパニックした美容院 #7

過去 パニック編

17才の冬。いざサロンへ行くとなると、○○の最中になったら星人がちょいちょいやってきます。追い払ったり、呼び戻したりしているうちに予約の日。

施術前に必ず “私はパニック障害という病気で、発作が起きたときはこうしてほしい” 的な説明をしようと決めていました。

なのに〜。。。。。。

美容師「今日はどうしますか?」  私(よし、言うぞ!)

私「ボ、ボブで」(ちがーーーーーう!!!)

美容師「あご上?下?」  

私「少し下で」 (よし言うぞ!!)

美容師「は〜い!準備してきますね〜」 (ああ行ってしまった。。。)

と、こんなくだりを繰り返し、伝えることは諦める代わりに、シャンプー中になったら先ず泡だけ取ってもらおう。カット中になったら〜、ブロー中になったら〜、と自分なりのリスト的な考え始めていると発作第が一波がケープをまかれた瞬間にやってきました。(逃げれないっ)

いやいや取ればいいだけのことなのに(笑)

(やばいもう逃げれない)  バクバク(ヤバいヤバい)

美容師「ずいぶん伸びたねー」  私(うわぁ〜助けてくれ、、救急車ぁ〜)

私の内なる戦いとはよそに美容師さん、しゃべるしゃべる!

頑張って答えているうちに発作は治まっていました。

そうなると途中で「ちょっと待っててね」と居なくなられると、またパニック!!

戻ってくる➔治まる

お次の難関シャンプータイム!!

シャンプー台が下がり顔にガーゼを乗っけられて(逃げれない。。。)

ドキドキバクバク

美容師「かゆいところあるー?」  私(うわぁーっ!!救急車呼んでください!ああぁでも泡がぁ)

大パニック!もう美容師さんの声も聞こえない。辛かった(笑)

そんなこんなでブローまで完了。

心の中で何回119番したことでしょうか。お会計時にはすっかり落ち着いておりました(笑)

あのサロンに居た誰が、あの空間にいた誰もが、私の中で大変なことが起こっているとは思わなかったでしょう。

ボブヘアーの首元にかかる冷たい風がなぜか心地よい帰り道。

どっぷりつかれて、その夜は超爆睡でした。

しばらくサロンはいいや、、、笑

ご覧くださりありがとうございます⛄

サロン頑張ったね、最後までできたね!

次回は パニック障害になって1年経った時 のおはなしです。